Configurationモードと、Runningモード

「だいこん」では、動作状態に2つのモードがあります。
Configuration Mode(設定モード)
初期状態、ディスク環境が整っていないとき、強制的にモードにはいるときなど、システムはConfiguration Modeで起動します。


ディスクの修復を行うなど、強制的にこのモードに入るには
1.起動時の設定
システムが立ち上がるとき最初に表示される[boot]のところで、3秒以内に以下のように入力する。
boot: config[enter]

2.running mode から
Runing mode でのConfigメニューにある

# 次回「設定モード」で起動

を実行する。
の2つの方法があります。


このモードでは、ネットワーク、ファイル共有などのサービスが停止され、さらにハードディスクに依存しない状態で、システムは立ち上がります。したがって、WEBからの管理ツールなども一切使用できません。設定は、「だいこん」パソコンで、

vegetable> config[Enter]

で表示される、設定画面で行います。メニューは
※一部液晶ディスプレイなどでは、表示されない場合があります。その場合、[confige]と入力してください。内容は同じですが、英語表示となります。

--- ディスクの設定 ---
# フォーマット
 ディスク内をすべて消して「だいこん」で使用できるよう初期化します。
# 使用方法の設定
 ディスクにデータ/バックアップ領域を割り振ります。
--- ディスクのメンテナンス---
# 現在の設定状況を表示
#  ミラーリングディスクの設定/復旧
#  ディスクのチェック
# ディスクの認識状況を表示
現在システムが認識しているディスク/SCSIカードを表示します。
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# バージョン情報

# (終了

※ディスクの設定変更は、中にあるファイルが消える恐れがあります。データ及び、設定ファイルは別に保存してから行って下さい。

Running Mode(実行モード)
ディスク環境が整っていると、システムはRunning Modeで起動します。

このモードでは、すべての機能を使用することができます。

vegetable> config[Enter]

で表示される、設定画面メニューは
※一部液晶ディスプレイなどでは、表示されない場合があります。その場合、[confige]と入力してください。内容は同じですが、英語表示となります。

--- ネットワーク ---
# 現在の設定状況
# インターフェースカード
 カードは自動認識します。
# IPアドレスの変更
 IPアドレスの変更、通常はWEB管理画面から行って下さい。
--- その他 ----
# 設定情報をフロッピーに保存
 ユーザー、共有フォルダなど設定情報をフロッピーディスクに保存します。
 ディスクの設定変更を行うとき、あるいは定期的に保管してください。
# 設定情報をフロッピーから戻す
 上メニュで保管した設定情報を、システムに戻します。
# 次回「設定モード」で起動
 次回は、強制的に「設定モード」(configuration Mode)で起動するようにする
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# バージョン情報

# 終了