ハードディスク、ミラーリングの設定

ハードディスクの設定は、すべてConfigurationモードで行います。

vegetable> config[Enter]

で起動される、メニューから操作します。

--- ディスクの設定 ---
# フォーマット
# 使用方法の設定
--- ディスクのメンテナンス---
# 現在の設定状況を表示
# ミラーリングの設定/復旧
# ディスクのチェック/修復
--------------------
# バージョン情報

# 終了

注意!
ディスクの設定を行うときは、
・データを別のコンピュータ(Windowsのほかのコンピュータ)にコピー
・設定ファイルの保存-Running Modeでの設定(config)で、「# 設定情報をフロッピーに保存」を実行してから行ってください。
2重化(ミラーリング)を行わない場合

順序としては
1)# フォーマット
      ↓
2)# 使用方法の設定
      ↓
3)# 現在の設定状況を表示

となります。
ハードディスクの設定」を参照してください。

ミラーリングを行う場合

ミラーリングは、ほぼ同容量のディスクを2台接続し、2台同時にデータの書き込み/読込を行います。2台が鏡(ミラー)の様に、全く同じ内容を維持しつづけるため、いつ1台のハードディスクが壊れても、最新のデータを維持し、稼動しつづけることが出来ます。
ミラーリングを行うには、専用のハードウェアを使用するハードウェアミラーリングと、特別なハードを必要とせず安価な、ソフトウェアミラーリング(「だいこん」提供)があります。

・2台のディスクは、必ずしも同容量でなくても構いません。サイズの小さい方の容量でミラーリングディスクとして使用されます。
・2台のディスクはIDEの別チャネルに接続してください。

設定順序としては
1) # フォーマット (2台別々に)
      ↓
2) # ミラーリングの設定/復旧
  次のメニューで
  # ミラーを新たにを作成
  次画面で、ミラーリング構成とする2台のディスクを選択し「OK」
 ※ディスクの容量が大きい場合、非常に時間がかかります。(20GBで1時間以上)
 ※ディスクの容量が2台で異なる場合、ミラーディスクは、小さい方のサイズとなります
      ↓
3) # 使用方法の設定
  ディスク一覧に「Mirror」が追加されます。
  「Mirror」を選択することにより、そのエリアを2順化することになります。
      ↓
4) # 現在の設定状況を表示
  設定状況チェック「OK」 の確認

となります。
ミラーリングディスクの復旧

ミラーリングディスクの1台が壊れ、コンピュータから取り外すと、不完全なミラーリングと認識され「Configuration Mode」で起動します。とりあえず1台で稼動させる場合。

configメニューより
1) # ミラーリングの設定/復旧
  次のメニューで
  # 既存ミラーディスクの[分離]
 を実行してください。
      ↓
2) # 現在の設定状況を表示
  設定状況チェック「OK」 の確認


新たに1台追加し、再度ミラーリング構成に戻す場合。
※以前ミラーリングとして設定してない、使用中の通常のディスクからミラーリング構成にすることはできません。一旦全データを別のコンピュータに移した後、新たに2台のディスクでミラーリング構成を行ってください。
※以前ミラーリング構成されたことのあるディスクをスレーブとして再構成を行うと、正常に復旧できません。完全なローレベルフォーマットを行うか、上記と同様、新たにミラーリング構成を作成してください。

configメニューより
1) ミラーリングの設定/復旧
  次のメニューで
  # ミラーを[マスタ]ディスクから復旧
  次画面で、マスタには、データの入っているディスク、スレーブには、今回追加したディスクを選択し「OK」
 ※ディスクの容量が大きい場合、非常に時間がかかります。(20GBで1時間以上)
      ↓
2) # 現在の設定状況を表示
  設定状況チェック「OK」 の確認