ハードディスクの設定

設定作業を行うと、ハードディスクの内容はすべて消去されます。注意して行ってください。

通常のパソコンでは、CD-ROMを除いて3台までのハードディスクを接続することができます。「だいこん」ではハードディスクをデータの保存のみに使用しますが、ここでは、ディスクをどのように使用するかの設定、そして使用できるように初期化の作業を行います。

※ミラーリングを行う場合「ハードディスクの設定、ミラーリングの設定」をご覧下さい。

使用方法の設定
「だいこん」では、ディスクを「データ」エリア、「バックアップ1」エリア、「バックアップ2」エリアの3つの領域に分けて使用します。接続されているどのディスクに、どの領域を割り当てるかを指定する必要があります。
  • データエリア
    「共有フォルダ」として、ネットワーク接続者のすべてのファイルがこの中に保存されます
  • バックアップ1エリア
    「だいこん」では、簡単な設定で「共有フォルダ」の内容を、定期的に「バックアップ1」エリアにバックアップすることができます。容量としては、「共有フォルダ」より少し大きめとなります。バックアップ機能を使用しないことも可能ですが、その場合でも、いずれかのディスクにエリアを割り当てておいてください。
  • バックアップ2エリア
    内容としては、「バックアップ1」と同じです。「だいこん」では、バックアップ先として2つのエリアを使用することができ、それぞれ別の周期(たとえば、バックアップ1は毎日、バックアップ2は週単位)でバックアップが可能です。そのため、2つのエリアが用意されています。
設定例
※ディスクの容量、バックアップの使用方法により変更してください。
ディスクが1台のとき、その1台に「データ」「バックアップ1」「バックアップ2」
ディスクが2台のとき、1台に「データ」「バックアップ1」、2台目に「バックアップ2」

設定作業
「だいこん」を最初に起動すると、以下のような画面になります。ここで[config]@と入力して[Enter]。
-----------------------------------------------------------------
vegetable CONFIGURATION MODE ........Ver x.x
-----------------------------------------------------------------
[off - shutdown / config - configuration ]
vegetable> config ・・・@



設定画面に入ります。

以降の設定画面では、上下左右矢印キー、Tabキーを使用して、項目を移動することができます。また、「Enter」キーまたは、スペースキーで「OK」などのボタンキー、メニュー項目の選択ができます。

初めて使用する場合、「フォーマット」を実行したあと、「set disk usage(ディスクの使用方法の設定)」を行ってください。
現在のディスクの接続状況、設定状況は、「show current status(現在のディスクの状況を表示)」で確認することができます。
---------------- メニュー - configuration mode(設定モード)

--- ディスクの設定 ---
# フォーマット
# 使用方法の設定
--- ディスクのメンテナンス --- 
# 現在の設定状況の表示
# ミラーリングの設定・復旧
# ディスクのチェック
---------------------
# バージョン情報

# 終了


■ディスクのフォーマット
--------ディスクのフォーマット--------
フォーマットするディスクを選択
[1]Maxtor xxxxxxxxx
[2]Seagate ooooooooooooo

OK CANCEL

接続されているディスクが一覧表示されますので、その中で、フォーマットするディスクを選択(青色の反転状態)して、「OK」。
※ディスクの選択は[↓][↑]キー、[OK][CANCEL]へは、[TAB]キーで移動できます。

■ディスク使用方法の設定
※既にデータの入っているディスクで、変更を行う場合、データ及び設定ファイルを、別のパソコンなどに保存してから行ってください。
--------ディスク使用方法の設定--------
1)[データ]ディスク@
[1]Maxtor xxxxxxxxx
[2]Seagate ooooooooooooo

2)[バックアップ1]ディスクA
[1]Maxtor xxxxxxxxx
[2]Seagate ooooooooooooo

3)[バックアップ2]ディスクB
[1]Maxtor xxxxxxxxx
[2]Seagate ooooooooooooo

OK CANCEL


@ABデータ/バックアップ1/バックアップ2エリアとして使用するディスクを選択して「OK」を押してください。ミラーリングが設定されている場合、ディスク欄に「ミラーディスク」と表示されます。

注意:ディスクの割り当てを変更した場合・・・
例えば、以前データエリアを[1]としていて、今回[2]に変更した場合、[1]に入っていたデータはすべて削除されます。変更する場合、事前に別のパソコンにバックアップを取ってから実行してください。なお、同じディスク([1]のままなど)であれば、データは維持されます。


以上で設定は終了です。

■「現在の設定状況を表示」を実行して、
---------------- メニュー - configuration mode(設定モード)
# 現在の設定状況を表示

-------- 現在の設定状況の表示--------
接続されているディスク
[1]Maxtor xxxxxxxxx
[2]Seagate ooooooooooooo
ディスクの状況

設定状況チェック
 [OK]
OK


で、設定状況チェックで[ OK]となっていることを確認して、終了してください。