「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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「起動環境作成ツール」による起動設定-> 起動USBメモリの設定

起動USBメモリの設定(USBメモリ設定)

市販USBメモリに「起動消去プログラム」を組み込む処理です。
設定を行ったUSBメモリからPCを起動し、「起動消去プログラム」を使用することができます。
作成されたUSBメモリは、BIOS、および、UEFIの両方の環境での起動が可能です。

※USBフラッシュドライブを設定する別のプログラムとして、「USBメモリ起動設定プログラム」(gpusbst4.exe)があります
こちらは、管理者権限が不要で、ユーザー権限で使用可能です。
詳しくは「USBメモリ起動設定プログラム」の概要・起動・操作をご覧ください。



注意!
・USBメモリは、設定の処理で初期化され、内部は消去されますので注意してください。
・USBメモリは64GB以下のものをお使いください。64GBより大きなものは、
消去対象ドライブとして扱われ、ログ書き込みができません。
また、自動消去時には、自動的に消去されてしまいます。
・暗号化されるもの、使用時パスワード入力が必要なものなどは、起動用としては使用できません。

※USBメモリは、最低限128MB程度あれば設定可能です。


設定するUSBメモリドライブ

一覧の中から設定するUSBメモリドライブを選択してください。
※USBリムーバブルドライブが一覧表示されます。

選択をすると、現在の設定タイプ等の情報が表示されます。

設定タイプ

USBメモリを設定する方法を選びます。
通常は「HDDタイプ」(ハードディスクタイプ)を選択してください。
PCによっては、「HDDタイプ」では起動できない場合があります。その場合は、「大容量FDDタイプ」でお試しください。

「2Gに制限」にチェックを入れると、2GBより大きなUSBメモリを、2GBの容量に制限して設定します。
古いPCにおいて大容量のものでは起動できない場合のオプションです。
※一度「2GBに制限」を行っても、Windowsにおいてフォーマットすれば、通常の容量で使用できるようになります。

USBメモリから起動させるためには、BIOS設定を変更しないといけない場合があります。
BIOSの設定変更については、「BIOSによる起動環境の設定」をご覧ください。


オプションの設定

起動設定時のオプションについては、「起動環境作成時の共通オプション」をご覧ください。


設定実行


USBメモリの設定を行います。
※USBメモリの内部は消去されますので注意してください。
※処理にはしばらく時間がかかります。終了メッセージが出るまでお待ちください。


設定手順上の注意


設定手順は以下のようになります。画面のメッセージに従って進めてください。

1.実行の確認

実行するかどうかの確認メッセージができます。設定してよければ「OK」をクリックしてください。

2.USBメモリを一旦抜いて、挿し直す

以下のメッセージが出たら、一度USBメモリを抜き、数秒の間をおいて挿し直してください。
挿し直したら「OK」をクリックします。


3.USBメモリのフォーマット

フォーマットを開始する前に以下のようなメッセージが出ます。
この画面で「ファイルシステム」を「FAT」か、「FAT32」かの指定が表示されます。
※2GB以下ではFAT,それより容量が大きい場合FAT32となります。

次のフォーマット画面で、必ず指示のファイルシステムを選択して、フォーマットしてください。



フォーマット画面では、「ファイルシステム」の確認をし、「開始」ボタンを押します。
※「クイックフォーマット」はチェックあり/なしのいずれでも結構です。



フォーマット終了後、「閉じる」ボタンでフォーマット画面を閉じてください。


4.終了メッセージ

以下の終了メッセージが出れば完了です。
USBメモリの内部を確認する場合でも、一旦抜いて挿し直してからご使用ください。