「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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「Windows消去プログラム」の操作-> コマンドラインによる初期値の設定

コマンドライン・設定ファイルによる初期値・固定値の設定
コマンドラインオプションの詳細

「Windows消去プログラム」では、「gppro4.exe」の起動時コマンドラインを使用して、初期値の設定、値の固定を行うことができます。

例: gppro4.exe /M:3E /R:製造部 /T:E

設定ファイルによるオプションの詳細


gppro4.exe と同じフォルダに"config.gp4"ファイルを置くことにより、コマンドラインと同様の内容を、指定することができます。
"config.gp4" は、コマンドラインの内容を1行目に書き込んだテキストファイル(ANSI)です。

例: config.gp4 の内容

M:3E /R:製造部 /T:E

WindowsPE環境での使用


gppro4.exe をwindowsPEで使用する場合、消去処理の自動実行、セキュア消去の指定、ネットワークログの指定なども、コマンドライン、または、設定ファイル(config.gp4)で行うことができます。
その際に使用する設定ファイル(config.gp4)は、「起動環境作成ツール」(gpset4.exe)「WindowsPE実行時設定ファイルの作成」で作成することができます。

 
項目 設定方法 説明
消去対象ドライブの指定
(ドライブ単位)
/d:[ドライブ指定]
※初期値の指定
A,B,C,D,・・・,Z: 対象ドライブの指定
RM: 第一リムーバブルドライブの指定
HD: システムドライブを除く、第一ハードディスクドライブの指定

/d: のみの場合、「ドライブ単位」を初期値とする
/D:[ドライブ指定]
※指定値で固定、変更不可
設定方法は上記と同じ
/D: のみの場合「ドライブ単位」指定・変更不可
例: /d:f /D:E  /D:RM /D:
消去対象ディスクの指定
(ディスク単位)
/p:[ディスク指定]
※初期値の指定
0.1.2.3.・・・: 対象ディスクの指定
RM: 第一リムーバブルディスクの指定
HD: システムディスクを除く、第一ハードディスクの指定

/p: のみの場合、「ディスク単位」を初期値とする
/P:[ディスク指定]
※指定値で固定、変更不可
設定方法は上記と同じ
/P: のみの場合「ディスク単位」指定・変更不可
例: /P:1  /P:RM
消去方法 /m:[1,2,3,4][E][V][H][Z][C]
※初期値の指定


(WindowsPEのみ)
[6,7,8][L][N][R]
1-4: 消去回数1-4回

E: エラー時中断
V: 読込検証
H: ログのHDD書き込み
Z: ゼロ以外時中断
C: 第一セクタと比較
WindowsPEのみ
6-8: セキュア消去での消去回数
   6: sec(1回) 7:sec+1(2回) 8:sec+2(3回)

L: ログのリムーバブルドライブ(USBメモリ)書き込み
N: ログのネットワーク共有への書き込み
R: セキュア消去時の読込検証
/M:[1,2,3,4][E][e][V][v]
[H][h][Z][z][C][c]
※指定値で固定、変更不可



(WindowsPEのみ)
[6,7,8][R][r][L][l][N][n]

以下指定のない項目は、固定にしない

1-4: 消去回数1-4回
E: エラー時中断-チェック
e: エラー時中断-チェックなし
V: 読込検証-チェック)
v:読込検証-チェックなし
H: ログのHDD書き込み-チェック
h:ログのHDD書き込み-チェックなし
Z: ゼロ以外時中断-チェック
z: ゼロ以外時中断-チェックなし
C: 第一セクタと比較-チェック
c: 第一セクタと比較-チェックなし
WindowsPEのみ
6-8: セキュア消去での消去回数
   6: sec(1回) 7:sec+1(2回) 8:sec+2(3回)

R: セキュア消去時の読込検証-チェック)
r :セキュア消去時の読込検証-チェックなし
L: ログのリムーバブルドライブ(USBメモリ)書き込み-チェック
l: ログのリムーバブルドライブ(USBメモリ)書き込み-チェックなし
N: ログのネットワーク共有への書き込み-チェック
n: ログのネットワーク共有への書き込み-チェックなし
例: /M:3EVHe 
/s:[1,2,3,4][V]
※初期値の指定

(WindowsPEのみ)
[6,7,8][R]
消去対象ドライブがSSDの場合の初期値
1-4: 消去回数1-4回

V: 読込検証
WindowsPEのみ
6-8: セキュア消去での消去回数
   6: sec(1回) 7:sec+1(2回) 8:sec+2(3回)

R: セキュア消去時の読込検証
/S:[1,2,3,4][V][v]
※指定値で固定、変更不可

(WindowsPEのみ)
[6,7,8][R][r]
消去対象ドライブがSSDの場合の固定値
以下指定のない項目は、固定にしない

1-4: 消去回数1-4回
V: 読込検証-チェック)
v:読込検証-チェックなし
WindowsPEのみ
6-8: セキュア消去での消去回数
   6: sec(1回) 7:sec+1(2回) 8:sec+2(3回)

R: セキュア消去時の読込検証-チェック
r :セキュア消去時の読込検証-チェックなし
レポート追加情報 /R:"[追加情報]"
※/r でも同じ
スペースを含まない場合""は不要
例: /R:"レポート 追加"  /R:レポート
W
i
n
P
E
追加情報入力項目名 /i1:"[情報タイトル1]"
/I1:"[情報タイトル1]"
/i2:"[情報タイトル2]"
/I2:"[情報タイトル2]"
i1,i2: タイトル指定
I1,I2: タイトル指定、必須入力にする
スペースを含まない場合""は不要
半角英数最大16文字
例: /I1:"PC No"  /I2:"UserID"
オプション /o:[U][S][C1-5][E][B]
※初期値の指定
U: UNICODEでレポートを保存する
S: システムドライブも消去対象とする
C1-5: 指定セクタ毎フラッシュする
    C1: 256, C2: 2560, C3: 25600 C4: 256000 C5: 2560000
B:書き込み時バッファリングしない
E: エラー時の詳細セクタカウントを行わない
/O:[U][S][C1-5][E][B]
※指定値で固定、変更不可
設定方法は上記と同じ
例: /O:C3   /O:UC3E
ページ(タブ)表示
の指定
/T:[E][C][O]
※/t でも同じ

(WindowsPEのみ)
[S]
E: ディスクの消去ページ
C: ディスクのチェックページ
O: オプションページ
WindowsPEのみ
S: セキュア消去ぺージ
例:  /T:E    /T:CO
消去、ディスクチェック
処理終了時画面での
ボタン表示
/F:[C][S][F表示テキスト]
※/f でも同じ
C:指定した場合、「コピー」ボタンを非表示とする
S:指定した場合、「保存」ボタンを非表示とする
F[テキスト]: 指定した場合、「終了確認」ボタンのテキストを
指定の文字置き換える
例:  /F:CSF閉じる  /F:S
W
i
n
P
E
ネットワーク指定 /N:server=[server],share=[share],
directory=[directry],userid=[userid],
password=[pass],
passwordc=[pass_encrypt],
fnformat=[format],fnprefix=[prefix]
[server]: サーバ―のIPアドレス
[share]: 共有名
[directry]: 共有フォルダ内の保存フォルダ名
[userid]: 接続に接続するためのユーザー名
[pass]: 接続に使用するパスワード(プレーンテキスト)
[pass_encrypt]: 暗号化されたパスワード
※[pass]または[pass_encrypt]のいずれか一方を指定
※暗号化パスワードは、「起動環境作成ツール」(gpset4.exe)
での使用
[format]: ログファイルのフォーマット
0: ディフォルト, 1: 固定値のプレフィックス,
2: 追加情報1をプレフィックスとする,
3: 追加情報2をプレフィックスとする
[prefix]: ログファイル名のプレフィックス固定値
例: /N:server=192.168.0.1,share=erase,userid=test,password=testpass
W
i
n
P
E
自動実行指定
/AUTO


自動消去処理実行
最終確認"yes"入力および、「消去実行」ボタンの操作が必要
ディスク台数分のプロセスを起動し、並行消去を行う。
(最大9台まで)
/AUTOPASS:[passwrod] パスワード指定自動消去処理実行
起動後パスワード入力画面が表示され、[password]で指定した値が
入力されると、以下"/AUTO"と同様の自動実行を行う。
/AUTOPASSTTL:[タイトル]
/AUTOPASSCM1:[コメント1]
/AUTOPASSCM2:[コメント2]
/AUTOPASSCM3:[コメント3]
/AUTOPASSCM4:[コメント4]
/AUTOPASS と共に使用
パスワード入力画面の[タイトル]、コメント行1-4[コメント1-4]を
変更したい場合に、ここで指定する
/AUTOBUTEXEC
/AUTO または、/AUTOPASS と共に使用
消去確認のための"yes"入力を省略し「消去実行」ボタンのみで
消去を開始する。
※「起動環境作成ツール」(gpset4.exe)で自動実行を指定した場合、
この指定となります。
/AUTOFULLEXEC /AUTO または、/AUTOPASS と共に使用
消去確認のための"yes"入力、「消去実行」ボタンクリックも省略。
ユーザーオペレーションなしで起動と共に消去を開始する。