「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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概要-> 製品の機能

「ピーマンPRO」の機能

本製品は以下の機能を備えています。


起動消去プログラム
HDD/CD-ROM/USBメモリ
起動
HDD、CD、USBメモリから起動可能。
※対応しているPCにおいてのみ
ディスク消去 PCに接続されているPATA/SATA/eMMC/NVMe/SCSI/SAS/FC/
RAIDタイプのディスクに対し、内部を完全に消去。

・1回書き込み方式
ディスク内部にすべでゼロ(16進数00)を書き込み。

・2回書き込み方式
1回目:ランダム値を書き込み 
2回目:00(16進数)/00000000(2進数)を書き込み

・3回書き込み方式
1回目:ランダム値を書き込み 
2回目:FF(16進数)/11111111(2進数)を書き込み 
3回目:00(16進数)/00000000(2進数)を書き込み
※米陸軍準拠方式に準拠(AR380-19)

・4回書き込み方式
1回目:AA(16進数)/10101010(2進数)を書き込み 
2回目:55(16進数、AAの補数)/01010101(2進数)を書き込み 
3回目:ランダム値を書き込み 
4回目:00(16進数)/00000000(2進数)を書き込み
※米国防総省基準に準拠(DoD5220.22-M)
 
・セキュア消去(Secure Erase)
インテルチップセット等に接続の、内蔵ATA(PATA/SATAディスク、SSDを含む),eMMCに対し、セキュア消去を実行可能。
ただし、ディスク本体が対応していること、BIOSによる凍結(Freeze)コマンドを回避できることなどが必要。
・サニタイズ消去(Sanitize)
インテルチップセット等に接続の、内蔵ATA(SATAディスク、SSDを含む),eMMCに対し、サニタイズ消去を実行可能。
ただし、ディスク本体がサニタイズに対応していること。
ディスクの消去検証
読み取りチェック
ディスク内部がすべてゼロ(16進数00)あるかどうかのチェックを行うことにより、ディスク消去の完全性をチェック。
また、ディスクの全領域を読み取ることにより、実使用中のディスクに対し、読み取りチェックの機能も兼ね備えます。

※米国防総省基準に完全に準拠(DoD5220.22-M)させるには、この消去検証ステップを行うことが必要。
 
ログ保存 ネットワーク(Windows共有,FTP)、FDドライブ(内蔵、USB)、USBメモリ、また消去したHDDに、処理のログ(記録)を残すことができます。
ログファイルにはチェックサムが付加され、ファイルの内容が変更されていないことを確認できます。
マルチタスク マルチタスキングにより、複数のディスク(4台まで)の同時消去が可能。
ユーティリティ ユーティリティ画面にて以下の操作が可能。
・ハードウェア環境の保存
・スクリーンショットの保存
・処理の中断
・ディスク環境の再読込
・ディスクのダンプ
・HDDログの表示
・ログ書き込みテスト
・セキュア消去の処理テスト
・HDDパスワードの除去
・HPA(HostProtectedArea)の除去、DCO(DeviceConfigurationOverlay)の解除
・ネットワークの状態
・OPAL暗号化キー削除(Revert)処理

Windows消去プログラム
ディスク消去 WindowsPCに接続されているWindowsで認識可能なディスク、USBメモリ、MOなどに対し、内部を完全に消去。

・1回書き込み方式
ディスク内部にすべでゼロ(16進数00)を書き込み

・2回書き込み方式
1回目:ランダム値を書き込み 
2回目:00(16進数)/00000000(2進数)を書き込み

・3回書き込み方式
1回目:ランダム値を書き込み 
2回目:FF(16進数)/11111111(2進数)を書き込み 
3回目:00(16進数)/00000000(2進数)を書き込み
※米陸軍準拠方式に準拠(AR380-19)

・4回書き込み方式
1回目:AA(16進数)/10101010(2進数)を書き込み 
2回目:55(16進数、AAの補数)/01010101(2進数)を書き込み 
3回目:ランダム値を書き込み 
4回目:00(16進数)/00000000(2進数)を書き込み
※米国防総省基準に準拠(DoD5220.22-M)
 
ディスクの消去検証
読み取りチェック
ディスク内部がすべてゼロ(16進数00)あるかどうかのチェックを行うことにより、ディスク消去の完全性をチェック。
また、ディスクの全領域を読み取ることにより、実使用中のディスクに対し、読み取りチェックの機能も兼ね備えます。

※米国防総省基準に完全に準拠(DoD5220.22-M)させるには、この消去検証ステップを行うことが必要です。
終了レポート表示/保存 処理終了時、終了レポートが表示され、ファイルに保存することができます。レポートにはチェックサムが付加され、レポートの内容が変更されていないことを確認できます。
また、消去したディスクに消去ログを書き込むことが可能。
コマンドラインによる指定 実行時のコマンドライン指定により、表示される初期値、表示ページを指定することが可能です。
  

起動環境作成ツール(EXE版、ActiveX版)
ハードディスクへの組み込み 消去を行うWindowsが稼働中のPCにおいて実行し、「起動消去プログラム」を、ハードディスクに組み込むことが可能。再起動時に「起動消去プログラム」が起動し、Windowsシステムを含むディスクの消去を行うことができます。
GPT/EFIブートに対応。

消去方式の固定、自動実行などの指定が可能。
起動CD-ROMイメージの作成 「起動消去プログラム」を起動するCD-ROMイメージの作成を行う。
BIOS/UEFI起動の両方に対応。

消去方式の固定、自動実行などの指定が可能。
起動USBメモリの設定 市販USBメモリに対し、「起動消去プログラム」を起動する設定を行う。BIOS/UEFI起動の両方に対応。

消去方式の固定、自動実行などの指定が可能。
データファイル設定
EXE版のみ
「起動環境作成用データ」に対し、あらかじめ指定した消去方式のみに限定し、その処理のみ実行できるように設定可能。
コマンドラインによる指定
EXE版のみ
実行時のコマンドラインにより、あらかじめ指定した消去方式のみに限定し、その処理のみ実行できるように設定可能。
パラメータ(プロパティ)による指定
ActiveX版のみ
html上で、パラメータ指定により、あらかじめ指定した消去方式のみに限定し、その処理のみ実行できるように設定可能。
https、BASIC認証によるデータの取得
ActiveX版のみ
ActiveXから「起動環境作成データ」を取得する際、httpsプロトコル、BASIC認証の設定が可能。


管理者向けユーティリティ
ログチェック ログファイル・レポートのチェックサムが正しいかどうかのチェックを行います。
ログが改ざんされていないかどうかの確認が可能。
ディスクのダンプ 接続されているディスクの内容を表示。
ディスクログ 接続されているディスクの内部に保存されているログの表示、消去を行う。
データファイル 「起動環境作成データ」のバージョンの確認。
「起動環境作成ツール」によって設定された初期値、固定値のクリアを行う。
バージョン情報 「ピーマンPRO」システムの最新バージョンの確認を行う。