「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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「Windows消去プログラム」の操作-> オプション

オプション

「オプション」のページでは、「ディスクの消去」「ディスクのチェック」に関する、処理オプションを指定します。



オプション指定

UNICODEでレポートを保存する

処理終了時のレポートを「保存」ボタンで保存する際、UNICODE(UTF-16)で保存します。
先頭には「BOM(Byte Order Mark)」が付加され、Windowsのメモ帳でそのまま開くことができます。
このオプションを指定しない場合、ANSI(SHIFT-JIS)で保存されます。

システムドライブを消去対象とする

通常の「ディスクの消去」においては、Windowsシステムドライブ、Windowsシステムドライブを含むディスクは、消去時メッセージが表示されて、選択できないようになっています。
このオプションは、システムドライブとして認識されていても消去を可能とするためのものです。
※特にWindows Vista/7においては、「ディスク単位」での実行は不可です。その他、システムの状況で実行開始できないケースが多くあります。

可能な限りのプログラム、バックグラウンドで実行されているサービスの停止を行ったうえで、このオプションを指定してシステムドライブの消去を行った場合、「ある程度」のディスク内は消去が可能な場合があります。
少なくとも起動は不可となりますが、以下のような問題が発生しますので、十分ご理解の上、ご利用ください。

・「ピーマン」の実行自体Windowsシステムを必要とします。また、実行されている他のシステムも、Windowsシステムを必要として稼働していますので、それがディスク上から失われていくことで、多くの場合途中でWindowsシステムがハングアップします。
・使用中でロックされているファイルがあり、それらは消去されずに残ることがあります。
・どの程度消去されるかは、システムの状態によります。実行後、ディスク内容をご確認ください。

指定セクタ毎フラッシュする(iSCSI等で有効)
通常の消去処理では、連続してディスク全体の書き込みを行います。
このオプションを指定すると、選択したセクタの処理毎、書き込み内容をディスクにフラッシュする処理を行います。
処理速度は遅くなりますが、特にiSCSI等において、このオプション指定を行わないと、連続書き込みが正しく行われないケースがあります。

エラー時の詳細セクタカウントを行わない
消去/チェック時、書き込み/読込エラーが発生した場合、通常では、1セクタ毎詳細に再試行を試み、エラーをカウントしていきます。
このオプション指定をすると、より大きい通常の処理単位毎、全体をエラーとして処理し、カウントするようにします。
エラーが多く発生するドライブでは、この指定をすると、処理が早く行われます。