ディスクの完全消去(通常)

「 ディスクの完全消去」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
----------------| erase disk(ディスクの完全消去)|-------------------------
Be careful! All data...
.(注意!ディスク内のすべてのデータは、完全に消去されます)
Select disk to erase.(消去するディスクを選択)
[1]IC25N020ATDA04-0 (19535040 KBytes)
[2]QUANTAM FIREBALL ST4.3A (4209408 KByte)


    [  ] Stop when error(エラー時中断)
    [  ] Verify after erase finished(続けて消去検証実行)       | OK |         | CANCEL|
     [space] key to select/unselect(スペースキーで選択/解除)

ここで、「↑」「↓」キーで、消去するディスクを選択し、[tab]キーで、[OK]または、[CANCEL]選び、[enter]キーを押してください。
「エラー時中断」「続けて消去検証実行」のみ、スペースキーで選択/解除を変更します。

・エラー時中断
途中でディスクへの書き込みエラーが発生した場合、処理を中断するか、無視して継続するかの選択です。[*]の状態が「中断する」という選択です。
・続けて消去検証実行
途中でディスクへの書き込みエラーが発生した場合、処理を中断するか、無視して継続するかの選択です。

確認画面の後、消去処理が始まります。

画面中央に表示される、バーが右端まで進めば終了します。
CPU、ディスクによりますが、4G程度のディスクで、約15分かかります。

■消去処理とは
ディスクの中をすべて「ゼロ」(00:16進数)で埋めていく処理を行います。これは、ディスクのパーティション状況、ディレクトリ情報の状況に関係なく、無条件に行われるため、既存のOS、フォーマットに関係なく、消去されます。

通常の消去は、これで十分なのですが、1回ゼロを書き込んだだけでは、残留磁気が微かに残り、特殊な方法を使用すると、読み取れる情報が存在することがあるようです。より完全なセキュリティを求める場合、「ディスクの完全消去(4回書き込み)」をご使用ください。

※[1]のように[]括弧で表示されるのはIDEディスク、<1>表示はSCSIディスクです。